今年読んだ本の中からベスト3を紹介します!〜【その1】ジョージ・オーウェル『1984年』

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今年も残すところあと9日。

そこで、今日から3日間に渡り、今年読んだ本の中から私的ベスト3を紹介します。

 

はじめに

今年は月2〜3冊程度のペースで読書を続けてきましたので、ざっくりいって年間で30冊くらいの読書数です。

読書家の方からすれば、全然少ないですね(汗

とはいえ、少ないながらも今年は良い本に出会えた1年でした。

今日は私的ベスト3の中から、次の1冊を紹介します。

 

ジョージ・オーウェル『1984年』

ジョージ・オーウェルの『1984年』です。

本書を知ったのは、数年前にスティーブ・ジョブズの伝記を読んだときのこと。

現代世界文学のなかでは有名な本ですが、恥ずかしながらこれまで手にしたことがありませんでした。

米Appleが1984年にMacintoshを世に送り出す際に、スーパーボウル(Super Bowl)の放送枠で、本書を模したCMを放映したことはつとに有名です。

 

こういった一般視聴者向けのCMで使われるくらいですので、本書の内容は英米人の間では常識になっているのでしょう。

そこで手にとってみたのですが、一読して凄い本でした。

 

あらすじ

時は1984年、世界はイースタシア、ユーラシア、オセアニアの3地区に分割統治され、主人公ウインストンが住むオセアニアは、最高権力者「ビッグ・ブラザー」を頂点とした、厳格な全体主義的管理社会になっています。

国民は常に「テレスクリーン」と呼ばれる監視カメラによって屋内・屋外を問わず、すべての行動が当局によって監視されています。

国民は三階層に分類され、上層は全人口の2%に制限されたビッグ・ブラザーの配下組織「党内局」、中層は党内局の手足となって働く「党外局」、下層が全人口の85%を占める民衆「プロレ階級」です。

ウインストンは中流階級である「党外局」に属して、過去の記録の改竄作業に従事しているのですが、徐々にこのような監視社会のあり方に疑問をもつようになります。

そして、同様にこの世界のあり方に疑問をもつ党の重役オブライエンや、同僚の美しい女性ジュリアとの出会いを通じて、一党独裁の支配下からの解放に向けて、党に反旗を翻す指導者ゴールドスタインのために働くことを誓うのですが ・・・

(これ以上はネタバレになるので控えます。)

 

読んでみて

読後感は決して良い本ではありません。

しかし、読み終わった後には、愛、裏切り、政治、戦争、生きる意味など、ありとあらゆることを考えさせられます。僕は読後に、鈍器で頭を殴られたかのような衝撃を覚えました。

本書の舞台である1984年は今となっては遠い過去ですが、本書で取り上げられているテーマは決して古びていません。

ちなみに、タイトルの「1984年」は、出版年である1948年の下2桁をひっくり返したものであるといいます。そういう意味では、タイトルには特段の意味はなく、執筆当初から時代に関係のない普遍的なテーマを取り扱おうとしていたのかもしれません。

 

また、ハヤカワepi文庫版には、現代アメリカ文学を代表する作家であるトマス・ピンチョンが解説を寄せています。

本書をより深く理解する上で、こちらも必読です。

 

今日はこんなところで。
それではまた。

 

あとがき

■Editor’s Note

 昨日で年内の仕事が一段落したため、今日は事務所で雑務、年賀状準備など。 

■Today’s article

 The Great A.I. Awakening

人工知能(AI)に関するNYTの長文記事。
これくらい骨太の記事が国内紙でも読めるといいんだけど。


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ABOUTこの記事をかいた人

東京都世田谷区で開業している公認会計士・税理士です。大手監査法人、M&Aコンサル、税理士法人を経て2016年9月に独立開業しました。妻と息子の3人暮らし。海外サッカーと囲碁が大好き。英語、数学を勉強中。 ブログでは、税務・会計の話題や仕事術、日々の出来事などを気ままに綴ります。