肝に銘じておきたい。迷ったときに反芻する言葉の数々。

20170126

独立開業して早5ヶ月。

挫けそうになったり、心が折れそうになったときに、僕を支えてくれたり、気づきを与えてくれた名言を紹介します。

 

“Life is not measured by the number of breaths we take, but by the moments that take our breath away.”

『人生とは、私たちが息をした回数ではなく、はっと息を呑んだ回数によって測るのだ』

意訳すると、「人生の意義は、生涯でどれだけ感動する場面に出会えたかで決まる」ということですね。

 

転職や独立など、人生の節目となる決断をするときには、いつもこの言葉が頭のなかにこだましていました。

〈今の職場で仕事を続けていて、これから先、いくつの「感動」に出会えるだろうか?〉

そう心の中で自問して、答えが「ゼロ」に近づいたとき、次の進路を考えていた気がします。

 

人生において、仕事は大きな比重を占めます。

人生を持ち時間で考えれば、仕事に関わる時間はおよそ3分の1。

仕事を通して「感動」が得られなければ、その人の人生は寂しいものにならざるを得ません。

 

Steve Jobsは次のように語っています。

I have looked in the mirror every morning and asked myself: “If today were the last day of my life, would I want to do what I am about to do today?” And whenever the answer has been “No” for too many days in a row, I know I need to change something.

私は毎朝、鏡に映る自分に問いかけています。「もし今日が人生最後の日だとしたら、今からやろうとしていることをするだろうか」と。「ノー」という答えが何日も続くようなら、ちょっと生き方を見直せということです。

Source: Stanford University commencement speech (2005)

 

 僕にとって、人生の指針となる言葉のひとつです。

 

“Don’t be scared to challenge, be afraid that you don’t challenge.”

『挑戦することを恐れるな、自分が挑戦しないことを恐れろ』

「バスケットボールの神様」マイケル・ジョーダンの言葉です。

 

仕事に慣れてくると、どうしても毎日のルーティーンに流され、新しいことへのチャレンジが後回しになってしまいます。

「今のところ食えてるから、このままでいいかな」

根っからの怠け者の僕ですから、うっかりするとこんな悪魔の囁きが聞こえてきます。

 

クラウド会計の隆盛にみられるように、税務・会計業界は技術革新の波に翻弄されています。

税理士は10年後には食えなくなる仕事の代表格とみなされていて、今ある仕事に胡座をかいて、安穏としているわけにはいきません。

10年後、税理士や事務、営業などはなくなる? デジタル失業の時代が到来 - ライブ...
コンピュータとの競争に人間が負け始めていることにより、雇用喪失説が浮上。コンピュータやデータ科学者などはIT革命の影響で恩恵を受けるとされる。事務や秘書、営業...

 

怠けがちの僕を叱咤激励してくれる言葉です。

 

”道徳を忘れた経済は、罪悪である。経済を忘れた道徳は、寝言である。”

二宮金次郎の言葉です。

「倫理観を放棄して経済合理性を追求することは、社会に罪悪をもたらす。他方、経済合理性を無視して理念ばかりを語るのは、寝言と一緒である」ということですね。

 

新自由主義のもと、行き過ぎた市場至上主義(market triumphalism)がリーマン・ショックを引き起こし、世界経済が大ダメージを被ったことからも、二宮翁の前段の言葉は明らかです。

一方で、理念ばかりを語っても、そこに経済合理性がなければ、所詮絵に描いた餅であることもきちんと見抜いています。さすが二宮翁の慧眼というべきですね。

いくら「社会貢献が重要だ!」「フィランソロピーだ!」といっても、それが事業として成り立たなければ、経営にはなりません。赤字が続いて、社員の給料や待遇が下がり続けている会社で、「社会への貢献!お客様第一主義!従業員の幸福の実現!」などと言っても、誰もリアリティを感じないでしょう。 

 

事業をやっていると、 利益追求と企業倫理のどちらかに傾きがちですが、どちらも重要ということ。

事業を手がけるものとして、いつも肝に銘じています。

 

“Plan for the worst, hope for the best.”

「最悪に備え、最善を望む」という意味です。

 

なにか新しいことを始める時、人はどうしても楽観的な見通しを持つ傾向があります。

たとえば、事業計画を立てるとき。ほとんどの会社は、売上、利益とも右肩上がりの急成長を描きます。(銀行対応などから、そのような計画が必要となるという事情もありますが・・・)

しかし、実績が計画どおりにいくケースはほとんどありません。現実はそんなに甘くないからです。

 

では、どうすればよいか。

僕は、何か計画をたてるときは、最悪のシナリオを用意しておくべきだと思います。

最悪のシナリオが実現したときでも、キャッシュが回るのか、会社は存続できるのか、従業員の雇用は守れるのか、そのための方策は用意できるのか。そこまで先を読んだ上で、OKならば実行に移すという心構えが経営者には必要です。

そして、いざ実行に移したら、最善の結果を見据えてベストを尽くす。

 

そんな経営者の心構えを教えてくれる、気づきに満ちたひと言です。

 

以上、今回は、僕が心に刻んでいる言葉を紹介しました。

読者の皆さんの参考になれば幸いです。

 

今日はこんなところで。
それではまた。

あとがき

■Editor’s Note

今日は終日事務所。
出張中に溜まった事務作業をこなした後、オンデマンド研修を受講予定。

■Today’s article

That Old Phone Trump Uses for Twitter Could Be an Opening to Security Threats


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ABOUTこの記事をかいた人

東京都世田谷区で開業している公認会計士・税理士です。大手監査法人、M&Aコンサル、税理士法人を経て2016年9月に独立開業しました。妻と息子の3人暮らし。海外サッカーと囲碁が大好き。英語、数学を勉強中。 ブログでは、税務・会計の話題や仕事術、日々の出来事などを気ままに綴ります。