最近読んでいる本など〜人工知能、PONANZA、法人税

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4月からの繁忙期がようやく一段落し、本を手に取る余裕が出てきました。

そこで今日は、最近買った本、読んでいる本を紹介します。

 

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『AI経営で会社は蘇る』

まずは、経営共創基盤CEO・冨山さんのこちらの本。

冨山さんは、前著『なぜローカル経済から日本は甦るのか』を読んでから、もっとも注目している論客のひとりです。

前著では「G(グローバル)の世界」「L(ローカル)の世界」という2つの軸を用いて、これからの日本経済に対する処方箋を明確に示してくれました。

新著では、「Gの世界」「Lの世界」に、「C(カジュアル)の世界」「S(シリアス)の世界」という対立軸を加えて、 AI(人工知能)をはじめとするテクノロジーが進化する現代にあって、

  • 「勝ち残るビジネス」はどのようなものか
  • 日本企業に足りない点はどこか
  • 日本企業に勝機があるとすればどこか

といった点を切れ味鋭く語っています。

 

冨山さんの著書の魅力は、このような「フレームワーク」に則った分析にあると思っていて、本書でもそれは健在です。

最近のWELQに端を発するキュレーションメディアの不祥事も、「Cの世界」で成功したやりかたを、医療情報という「Sの世界」にそのまま持ち込んだことが原因と考えると、とても納得がいきます。

 

このように混沌とした経済社会を相手に適切なフレームワークを生み出すには「強靭な思考力」と「深い洞察力」が必要なはずで、冨田さんの切れ味鋭い分析にはいつも感嘆させられます。

多くの皆さんにお読みいただきたい1冊です。

 

『人工知能はどのようにして「名人」を超えたのか?』

 

先月、将棋第2期電王戦において、プロ棋士の佐藤天彦名人が、将棋ソフト「PONANZA(ポナンザ)」に2戦2敗で敗れました。

このことは、ニュースでも大きく取り上げられました。 

 nikkansports.com 
佐藤天彦名人が将棋ソフト「PONANZA」に連敗 - 社会 : 日刊スポーツ
https://www.nikkansports.com/general/news/1826788.html
将棋のプロ棋士、佐藤天彦(あまひこ)名人(29)とコンピューターソフト「PONANZA(ポナンザ)」の2番勝負、第2期電王戦最終第2局が20日、兵庫県姫路市...

 

事実上、将棋ソフトの実力が人間を超えた歴史的イベントといっていいでしょう。

 

お隣の囲碁の世界でも、Google傘下のDeepMind社が開発したAlphaGoが、人類最強といわれる中国の柯潔九段と対戦し、3戦全勝しました。

The Future of Go Summit
Legendary players and DeepMind's AlphaGo explore the mysteries of Go together

 

トップ棋士に3連勝したAlphaGo、引退を表明 | TechCrunch Japan
盤上ゲームの中で最も戦略的とされる囲碁を打つために開発された、GoogleのAlpha Goが引退することになった。中国で世界最高レベルの打ち手をことごとく破ってからの引...

 

数年前までは、将棋や囲碁といった人間の知性を代表するゲームにおいて、AIが人間を追い越すのはずっと先のことだと思われていました。 

それがここ数年間のAIの進化により、人間をあっという間に凌駕するまでの進化を遂げたのです。

これほどの長足の進化を遂げた要因は何なのか、それは本書を紐解くことによって明らかになります。

キーワードは、最近良く耳にする「深層学習(ディープラーニング)」です。

 

本書は「名人」を倒した将棋ソフト「PONANZA」の開発者である山本一成さんが、どのようにAIの主要な技術である「深層学習」「機械学習」「教科学習」の3つについて分かりやすく解説してくれます。

難しい数式などは一切出てこないので、数字が苦手な方でも無理なく読み通せるでしょう。

 

最近のバズワードである「人工知能」の仕組みについて、ちょっとでも関心のある方にはおすすめの1冊です。

 

『裁判例からみる法人税法』

最後に、仕事関係のこちらの本。

法人税の実務に携わる上で、関係する判例を知っておくことは重要です。

こちらの初版はずいぶん前に絶版になっており、Amazonでは1万円以上の高値で中古本が取引されていました。

そんなところ、5月に二訂版が発売されたので、迷わず購入。

 

総頁数900頁という大著で、法人税全般について基礎理論と関連する判例、判例解説が掲載されています。

※目次はこちら 

 

頭から読み通すのはボリューム的に難しいですが、目次、索引がしっかりしているので、関心のあるところや、実務でぶつかった論点について拾い読みしていくという読み方が適しているでしょう。

法人クライアントを手がけている場合には、手元においておきたい1冊です。

 

今日はこんなところで。

それではまた。

 

あとがき

■Editor’s Note

今日は午前中お客さまのもとを訪問した後、午後は明日のDD報告会に向けた準備。

時間があれば、税理士会のオンデマンド研修を受ける予定。

■Official Web Site

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ABOUTこの記事をかいた人

東京都世田谷区で開業している公認会計士・税理士です。大手監査法人、M&Aコンサル、税理士法人を経て2016年9月に独立開業しました。妻と息子の3人暮らし。海外サッカーと囲碁が大好き。英語、数学を勉強中。 ブログでは、税務・会計の話題や仕事術、日々の出来事などを気ままに綴ります。