もし無人島に持っていくとしたら?珠玉の3冊を選びました。

Tropical Island 1

あなたならどんな本を選びますか? 

はじめに

本好きにとって、読書以外することがない無人島に、どんな本を持っていくか夢想することは楽しいものです。 

たとえば、3年間無人島で生活するとして、みなさんならどんな本を持っていきますか?

本好きの僕にとって、1冊だけ選ぶのはとても難しい。

そこで、ちょっと条件をゆるめて3冊をチョイスしてみました。

 

持って行くべき本の条件

文字どおり無人島ですから、読書以外に娯楽はありません。

しかも、3年間と長期の滞在ですから、持っていくべき本には、

  1. 自分の関心分野に適合すること
  2. ある程度のボリュームがあること
  3. 繰り返しの読書に耐えうる内容があること
  4. 何度読んでも新たな発見があること

といった条件が必要でしょう。

特に3と4が大切で、要は「何度読んでも飽きないこと」が無人島での読書には大事です。

この点から、小説やノンフィクションは僕のリストから外れました。

この手の本も好きですが、1回読むと大抵は満足してしまって、再読することはまれですので。

そこで、現在の関心分野を踏まえて、以下の3冊を選びました。

 

1冊目:Longman Dictionary of Contemporary English

通称LDCE、いわゆる英英辞典です。

LDCEは、僕が英語の勉強を開始してから10年来愛用している大好きな辞書です。

この辞書の特徴は、基本語彙2000語ですべての語義が説明されていること。

その限られた語彙で複雑な内容をじつにうまく説明していて、読んでいてある種の爽快感を感じることが出来ます。

また用例も豊富。読んでいて楽しい辞書というのはまれですが、この辞書はその数少ない例のひとつです。

ちなみに収録語数は230,000word、総頁数2000頁なので、3年間の読書にも十分なボリュームです。

 

2冊目:複素関数論の基礎

2冊目は数学分野から、山本直樹著『複素関数論の基礎』です。

複素関数論は、数ある数学の分野のうちでもとりわけ美しい理論といわれます。

その美しさに少しでも触れたいと思い、過去いくつかの教科書にあたってきましたが、志半ばで挫折してきました。

計算はできる、証明も見れば理解できる、しかしどうも分かった気がしないのです。

論理展開は追えるけれども、そもそも「なぜそのようなことを考えるのか」が分からないためすっきりしないのです。

その点、本書では「なぜ、このことを考えるのか」という議論の動機が、繰り返し言及されます。

本書のまえがきでは、朝永振一郎博士の以下の言葉を引用しています。

(中略)個々の定理の証明などは一つ一つ分かっても、全体系を作り上げるのに、なぜその一つ一つの定理がそういう順序でつみ上げられなければならないか、そういう点までわからないと、その勉強は結局ものにならないようである。(中略)数学を勉強してほんとにわかったという気もちは、おそらくその数学が作られたときの数学者の心理に少しでも近づかないと起り得ないのであろうか。 

 

本書を読んで、複素関数論の美しさの一端を垣間見ることが出来たような気がします。

本書を再読して、更に理解を深めたいというのが、無人島への1冊に選んだ理由です。

 

ちなみに、著者の山本先生は、慶応大学での講義をYoutubeにアップされています。

慶應大学 講義 物理情報数学A 第一回 高校数学からの復習 2010
講師 山本直樹 教科書 山本直樹:複素関数論の基礎 裳華房 Web http://www.yamamoto.appi.keio.ac.jp/index.html YouTube http://www.youtube.com/watch?v=1uU2dzKl2BA

 

こちらは再生回数23万という人気のコンテンツ。関心のある方にはおすすめです。

 

3冊目:基本死活事典

3冊目は囲碁に関連して、張栩先生の『基本死活事典』。

これさえあれば、3年どころか一生楽しめるのではないかという1冊です。

張栩先生は詰碁・死活の第一人者。

最近でこそ井山裕太先生に水を開けられていますが、超一流棋士であることに間違いありません。

最近、囲碁を再開した僕にとってはレベルが高過ぎるかもしれませんが、たっぷり時間のある無人島でこそ基本死活に耽溺したい。

 

おわりに

以上、僕の選ぶ3冊を紹介しました。

みなさんならどんな本を選ぶでしょう。

お盆休みにそんなことを考えるのも楽しいかもしれません。

 

今日はこんなところで。
それではまた。

|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
■Editor’s Note

昨日は息子を連れて吉祥寺のこども囲碁教室へ。
久しぶりの囲碁で、同年代の子に大石を取られて大敗。
かなり悔しかったようです。

■Today’s article

Tim Cook, the interview: Running Apple ‘is sort of a lonely Job’

Apple CEO Tim Cookのロング・インタビュー。Washington Post紙。

|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||

 


東京・世田谷区の藤村総合会計事務所

中小零細企業のみなさまに、決算・申告、資金調達、資金繰り改善など豊富なサービスをご提供いたします。

 

 【業務メニュー】













無料冊子『融資獲得7つのポイント』プレゼント

多くの経営者の皆さまがお悩みなのが、会社の資金繰り。しかし、日々資金繰りに追われていては、会社の本業に注力することはできません。

本冊子ではあなたの会社を「銀行からお金を借りやすい会社」に変身させるための7つのポイントを解説します。

この1冊で、あなたの会社はもう資金繰りに困らない!

いまなら、お得な特典もついています。

ぜひダウンロードのうえ、ご活用下さい!


ABOUTこの記事をかいた人

東京都世田谷区で開業している公認会計士・税理士です。大手監査法人、M&Aコンサル、税理士法人を経て2016年9月に独立開業しました。妻と息子の3人暮らし。海外サッカーと囲碁が大好き。英語、数学を勉強中。 ブログでは、税務・会計の話題や仕事術、日々の出来事などを気ままに綴ります。