なぜ経営者は囲碁を打つのか?

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経営者には囲碁を趣味とする人が多いです。

今回はその理由を考えてみます。

 

囲碁を趣味とする経営者

経営者の中には囲碁を趣味とする人が多いです。

たとえば、

 ドワンゴ会長   川上 量生 氏

 グロービス代表  堀 義人 氏

 ぐるなび創業者  滝 久雄 氏

など。

将棋よりも囲碁を嗜む人が多い印象です。

なぜでしょうか?

 

囲碁の特徴

将棋と比較してみます。

将棋は相手の王将を詰ますことが目的です。

自陣がどれだけボロボロでも、1手でも先に相手の王将を詰ますことができれば、その時点で勝ちとなります。

したがって、将棋の終盤戦はスピード勝負。寄せの速度が重要になります。

ゴールが明確という意味で、将棋は直線的なゲームといえます。

 

一方で、囲碁は盤上の陣地獲得ゲームです。

終局の段階で、どちらの陣地が多いかで勝敗が決します。

むろん、すべてを自陣とすることは出来ませんから、盤上は必然的に局地戦の様相を呈します。

「ここの陣地は相手にくれてやって、あちらを自分の陣地にする」といった駆け引きが生じるわけです。

局地戦で負けても、盤上全体でより多くの陣地を確保できれば良いわけです。

将棋を直線的とするならば、囲碁は複線的・複眼的な思考が必要なゲームと言えます。

 

囲碁とビジネス

このようなゲーム特性を考えると、囲碁とビジネスの類似性が浮かび上がってきます。

現実のビジネスでは、勝者総取り(Winer takes all)の業界は少なく、市場全体を複数の企業で分けあっているケースが多いと思います。

そのようなマーケットの構図を考えた場合、囲碁の複眼的思考(ここは譲ってあちらを自陣とする、という考え方)が、日々の経営判断とマッチするという側面があるのでしょう。

この辺りが、経営者に囲碁を好む方が多い理由の一つだと思います。

 

ちなみに、グロービスの堀氏は囲碁の効用として以下の3つをあげています。

  1. 囲碁で負けることにより、戦いの厳しさを学び、精神力を鍛錬できる。
  2. 囲碁を通して大局観・判断力を養える。
  3. 負けることによって、戦略の重要性を学べる。

そのうえで、囲碁と経営の類似性を「複雑性が高い経営の世界から、無駄なものを省いて単純化したあとには、囲碁盤の黒石と白石の世界が残った」と表現されています。

 

おわりに

以上、囲碁とビジネスの類似性を見たうえで、経営者に囲碁を嗜む人が多い理由を考えました。

精神力の鍛錬大局観・判断力を養うため、囲碁を打つ経営者が多いのかもしれません。

 

ちなみに、僕は将棋も好きですが、もっぱらタイトル戦や順位戦の観戦を楽しむ「見る将棋ファン」です。

僕のなかでは将棋は見るもの、囲碁は打つものという位置づけです。

囲碁の記事を書いていたら、久々に打ちたくなってきました。

 

今日はこんなところで。
それではまた。

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■Editor’s Note

今日・明日と休暇。これから湯河原へ1泊2日で温泉&海水浴に行ってきます。
ただし、台風が心配です。 

■Today’s article

今日はお休みします。

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ABOUTこの記事をかいた人

東京都世田谷区で開業している公認会計士・税理士です。大手監査法人、M&Aコンサル、税理士法人を経て2016年9月に独立開業しました。妻と息子の3人暮らし。海外サッカーと囲碁が大好き。英語、数学を勉強中。 ブログでは、税務・会計の話題や仕事術、日々の出来事などを気ままに綴ります。